こんにちは、たひろ妻です。
先月私たちにとっての初めての出産が無事に終わり、私たちの初産記録と準備不足だった反省を兼ねた初産レポとして今回は初産レポ①からの続き入院から出産までの様子を書きました。
何より今回の出産で一番ショックだったのは、私は無痛分娩の予定だったのですが本格的に陣痛が始まったタイミングに麻酔医さんがまだ出勤していなかったので通常分娩となったことです。
出産は痛い痛いとは聞いていましたが私史上最大の痛みを味わいました。。。
妊娠37週を迎えている方、私の経験上もう産まれておかしくない状態です。
是非この記事を読みながら妊娠バッグと心の準備を進めていただけると嬉しいです。
では初産レポ②をどうぞご覧ください!!
<初産レポ①はこちら>
1. 初産レポ:深夜の入院~出産当日の朝までの様子
夫とバイバイした後に看護師さんからパジャマなどを受け取りました。
出産まで過ごす病室(出産後の病室とはまた別に部屋があります。)に案内してもらいました。
看護師さんに陣痛を測る為の機械をつけてもらい「寝れるなら寝ておいてね。」と言われたので部屋の電気を消してもらって寝ようとしたのですが、痛みが規則的に来ていた為眠れず、最終的に出産後まで結局1分も寝れませんでした。
AM4:00頃から陣痛がかなり酷くなってきました。
間隔は3~4分くらいだったと思うのですが、腰からお尻にかけて体が粉々に割れてしまいそうな痛みでした。
普段独り言など全く言わない私でも思わず「痛い…」と口からこぼれるくらい痛くて一人で暗い部屋の中声を出して唸っていました。
しばらくするとで看護師さんが来て体調を聞かれました。
「かなり痛いです。」と言うと「いきみたいですか?」と聞かれましたが、その時はいきみたい感覚というのがよくわからずにただひたすら痛いだけだったので「とにかく痛いです。」みたいな事を答えたと思います。
AM5:30頃に看護師さんに子宮の開き具合を見てもらうと子宮は5~6cm開いていました。
この時「これはもう陣痛が治まって朝家に帰るパターンはないな。」と確信しました。
麻酔の先生はAM9:30から出勤とのことで後4時間もこの痛みに耐えなければいけないのか。。。と絶望でした。
とにかく痛すぎて早く麻酔をしてもらいたい気持ちでいっぱいでした。
2. 初産レポ:出産当日の朝の検診~出産までの様子
3時間ほどひたすら耐えているとAM8:00過ぎに看護師さんが検診に呼びに来てくれました。
1人にで歩いて検診室に向かったのですが、あまりの痛みに30mくらいの距離が300mくらいの距離に感じるくらいの地獄を感じました。
検診室の前待ち合い用の椅子に座りしばらく先生を待っていたのですが、この座って待っている時間でさえも地獄でこの時もめっちゃ唸りながら待っていたと思います。
私の前にもう一人同じくらいの歳の妊婦さんがいましたが彼女もかなり痛そうで「痛いですよね。」と声を掛けたかったですが痛みで話す元気と余裕はありませんでした。。。
10~15分くらいの待ち時間でしたが無限地獄に感じました。
そして内診をしてもらった結果、なんと子宮口が全開になっていました。
そりゃ痛いはずだよ。。。
「もう全開だから分娩室に行きましょう」と言われ、瀕死の状態で分娩室に向かいました。
看護師さんがスマホを持ってきてくれ「旦那さんに連絡してください。」と言われましたが電話で話す気力もなくLINEで連絡しました。
看護師さんから「もしかしたら旦那さん出産に間に合わないかもしれないね。」と言われましたが、もう痛すぎて「間に合わなくていいので産みたいです。」みたいなことを言った気がします。(笑)
この頃から陣痛がきたら子宮に力が入って、「出したい!!」みたいな感覚になりました。(うんちを出す感じに似てました。)
これがいきみたいということか。。。と、このとき何となくいきみたいということを実感しました。
先生からは「陣痛がきたら力をいれていきんでみて。」と言われていたので陣痛の波がくる度に頑張っていきんでみました。
この辺りからあまり覚えておらず記憶が曖昧です。。。
陣痛の度にいきんでいると急に風船が割れるみたいな感覚があり、ものすごい量の液体が出た感覚がありました。破水です。破水自体は全然痛くなかったです。
とにかく陣痛に苦しんでいた中で「破水したということはもうすぐ産まれる!?」と少し希望を感じたことを覚えています。
AM9:10頃に夫が分娩室に到着しました。
この時にはあまりの痛みに涙が勝手にぽろぽろ出ていたのを覚えています。
痛すぎて夫と話す余裕はありませんでしたが手を握ってくれていました。
先生に「会陰切開しますね。」と言われ麻酔をされました。
麻酔のチクっというのは感じましたが切開自体は麻酔で全く痛みを感じませんでした。
AM9:20頃、先生に「赤ちゃんの心拍が下がってきているから酸素を沢山取り込むために深呼吸を頑張って!」と言われ酸素マスクを付けられました。頑張って深呼吸してたつもりですが陣痛の激しい痛みといきみ疲れで上手く深呼吸できていなかったことを覚えています。
先生に「赤ちゃんの心拍が回復しないので、吸引しますね。」と言われました。
その後すぐに「産まれましたよ!」と言われ、先生の方をみると赤ちゃんがいました!!
吸引される瞬間も産まれる瞬間も全く分からなかったのですが、夫曰く1つのミスも許されない戦場と化していたらしいです。(笑)
最後に胎盤を出してもらって(これも全く感覚なし)、「やっと産まれた~~~~~」と安堵していたら後陣痛が襲ってきました。
産まれたのにまだ痛いとは。。。と絶望的な気持ちになりました。
私が出産した病院ではカンガルーケア(STS)があったので、産まれたばかりの赤ちゃんをお腹の上に乗せ1時間くらいそのまま過ごしました。
この際に看護師さんにお乳を搾ってもらって、初乳も赤ちゃんに飲ませてくれました。
夫にスマホで写真を撮ってもらったり家族にLINEで連絡したりもしました。
しばらくして夫は分娩室から退場させられ、その後赤ちゃんの体重や身長の測定、私の血圧等を測定をしてもらいました。
その後一晩過ごした部屋に夫と戻ってしばらく過ごした後、夫との面会時間が終了したのでバイバイし、私は入院用の部屋に移動しました。
3. 初産レポ:出産当日の様子のまとめ
ここまでが、私の出産までの体験レポになります。
一言でいうと、「とにかく痛かった!!!」です。笑
今回は初産ということで、陣痛が弱くなる可能性があるということで計画無痛分娩(事前に出産日を決めて入院し、陣痛を促進して出産すること)が出来なかった為、このように予想外の通常分娩になりました。
無痛分娩を希望していたのに出来なかったことで余計、痛みに弱いマインドになっていたのかもしれません。。。
ただ、出産まで時間がかかると言われている初産で、陣痛が始まってから11時間くらいで出産というのはとても早くまた安産だったということですので、それは本当に良かったなと思います。(でも、時間がかかっても痛みがマシなら私は無痛を選びます。。。)
痛みには個人差があると思いますし、お産も一人一人違うと思いますが、これから出産を控えている方が、出来るだけ希望されているバースプランに沿った出産ができ、また安産になりますよう願っています : )
出来るだけ詳細に書いたので長くなりましたが、少しでも参考になったならうれしいです。
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